マイクロ波水分計25周年記念 第5世代モデル登場!
LB56Xシリーズ LB 567(密度補正機能無し)/ LB 568(密度補正機能あり)
非接触・透過型高精度オンライン未燃カーボン測定
(UBC:UnBurned Carbon Online Analysis)
マルチウェーブ・マイクロ波による位相+減衰測定を世界で初めて実用化
フライアッシュ中の未燃カーボンを非接触・オンラインで測定できます。
Berthold Technologies が提供する、精度、測定スピードと信頼性を兼ね備えた未燃カーボン計です。 導入頂いた現場においては、燃焼効率の最適化や、フライアッシュの品質管理に使われています。
フライアッシュはセメントの原料として使われていますが、一般的に未燃カーボンが基準値以下であることが条件となっています。 逆に言えば、基準値を超えると除外され、廃棄物として高い処分費用が必要となってしまいます。
このアプリケーションは、本機の発売開始と同じく1990年代初頭より実用化されており、25年以上に及ぶ十分な経験を有しています。
未燃カーボンはフライアッシュ中に不均一に分散しているため、特定の場所から少量をサンプリングして測定すると、実際の状況と乖離した結果になる可能性が高くなります。
そのため、未燃カーボンのオンライン測定では、サンプリング誤差をなくすことが重要となります。解決策として、フライアッシュ中に不均一に存在する未燃カーボンを見逃さず、可能な限り全量のフライアッシュを評価することが求められます。
また、非接触式で可動部や摺動部が無いので、摩耗や損耗に伴う部品交換の必要はありません。長期間のメンテナンスフリーを実現できます。
【主な特徴】
- Berthold社製マイクロ波水分計を応用した測定では、マイクロ波の透過測定により広範囲の測定領域を一瞬で評価する事ができます。
- Bertthold社独自の位相変化+減衰率同時測定方式により、精度良く測定できます。
- 燃料や燃焼条件により生じるフライアッシュの粒度変化は未燃カーボン計測時にバルク密度の変化を招きます。 密度計を併用するとマイクロ波の測定中に生じるフライアッシュの密度変化を同時補正する事が可能で、飛躍的な精度向上を得る事ができます。(オプション)
また、ほとんどの事例で、検量線は1本のみで対応可能です。 - 非接触式のため、摩耗等による部品交換・修理は発生しません。