レーザー金属内表面検査装置
長野オートメーション株式会社
レーザー金属内表面検査装置 ジャイロスキャンは、筒内の表面の検査(鋳巣、割れ、傷、切粉他)を高速レーザースキャニングと画像処理によって行う検査装置です。
ジャイロスキャンは目視検査の合理化・省力化を実現し、高精度検査による製品品質の向上を実現します。また保護具を必要としないクラス2レーザーを採用しており、安全にご使用いただけます。
[ GYROSCANカタログpdf ]
レーザー金属内表面検査装置 ジャイロスキャンは、筒内の表面の検査(鋳巣、割れ、傷、切粉他)を高速レーザースキャニングと画像処理によって行う検査装置です。
ジャイロスキャンは目視検査の合理化・省力化を実現し、高精度検査による製品品質の向上を実現します。また保護具を必要としないクラス2レーザーを採用しており、安全にご使用いただけます。
[ GYROSCANカタログpdf ]
欠陥をレーザー光が正面から捉えるので、CCDカメラに比べ極めて正確な画像を得ることができます。
又、最小画素サイズの25μm×25μmで計測を行うことにより、50μmの欠陥を検出することができます。
[ レーザー撮像の原理 ] [ 欠陥検出画像 ]
画像処理によって欠陥の大きさを数値化することにより、欠陥の有無判定だけでなく欠陥サイズの基準によって良品・不良品の厳格な判定を行います。
[ 検査画面と画像処理 ]
独自の画像処理アルゴリズムを組み合わせることによって、外乱要素やワークの状態の変化があっても高い再現性で自動検査を行います。
[ 欠陥検出のアルゴリズム ]
渦流探傷や超音波探傷では判別できない欠陥の形状と寸法を計測できるので、判定にフレキシビリティを持っています。
自動検査の課題である過剰検出を少なくし、歩留まりの良い検査が可能です。
[ 検査画面と画像処理 ]
検査領域を分けて判定基準の設定が個別に選択可能なので、ワークの形状や状態などによってそれぞれに要求される精度が異なる場合でもフレキシビリティのある検査が可能です。
[ 検査画面と画像処理 ]
moritani
ジャイロスキャンは一体型投受光ファイバを備えた検査装置及びPC一式で検査を行うシンプルな構造になっています。
CCDカメラ(カメラ・照明・画像処理装置)、X線探傷(X線源・受光センサー・アンプ・防護カバー)、磁粉探傷(磁気発生装置・磁粉・ブラックライト)などの様に煩雑な設置を必要としません。
[ ジャイロスキャンの構成 ]
X線探傷の場合、設置申請(設置届)や取扱専任者(有資格者)の任命が必要ですが、ジャイロスキャンは官庁届出書類は不要です。尚、ジャイロスキャンが使用するレーザーはクラス2です。特に防護措置は必要なく、安全な装置です。
[ 主な仕様 ]
鋳巣検査
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切粉検査(異物混入検査)
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面取り有無検査
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他にも溝加工有無検査、割れ検査、隙間検査(バルブシートの圧入検査など)、試作機の表面状態評価などアイデア次第でいろいろな検査ができます。もちろん対象ワークは上図以外でもOKです。導入工程は加工工程、検査工程、組立工程など各ラインに対応できます。
[その他]
高速回転版もリリースされました。