テレダイン社について
航空宇宙分野の技術から生まれた水素発生装置
1960年代から宇宙船のエネルギーシステム開発に携わってきたテレダイン社は、NASAと共同開発した高性能燃料電池の技術を応用し、1974年に業界初のアルカリ水電解式パッケージ型水素発生装置の販売を開始しました。航空宇宙分野で培われた高品質で高性能な水素発生装置は発売以来、50年以上に渡り世界50カ国、800台以上の納入実績を誇ります。
丈夫で頑丈な電解モジュール、長年の運転実績により洗練された補機類の選定、装置内の水素精製工程を含め最適化されたエンジニアリングなどにより高い稼働率を可能にし、最大限のプロフィットをお客様にもたらします。また、水素デマンドの増減や自然エネルギーの電力量変動に応じて水素発生量を調整でき、間欠運転も可能なため、ムダなく水素製造が行えます。
過酷な環境に耐える発電装置の開発
NASAとの共同開発によってうまれた放射性同位体熱電発電装置(radioisotope thermoelectric generators)は火星探査ローバー、パーシビアランスにも搭載されています。
放射性同位体熱電機変換機(RTG)(左)と、RTGが登載された火星探査ビーグル、パーシビアランス(右)
Subsea Supercharger®(SSC)は、世界初の海底発電所です。海底に電力を供給することを目的に設計されたSSCは、テレダイン社の宇宙飛行船用水素燃料電池技術を応用し、水中の重要なシステムに信頼性の高い電力を供給します。
無人海中探査船(海のドローン)の海中充電ステーション用に開発された海中燃料電池Subsea Supercharger®(SSC)